2013年秋季テレビ朝日日剧SP1986年秋――。最愛の妻・マサコが、急性骨髄性白血病により命を落として1年…。サブロー(藤原竜也)は絶望と悲しみのために心を病み、度々現れる幻覚に苦しんでいた。そして、その恐怖を振り払うかのようにギャンブルと酒におぼれていた。マサコと暮らしていたマンションを処分し、故郷の山口に帰ろうとしていた矢先、サブローは麻雀仲間の漫画家・黒上(阿部サダヲ)に「きみに会わせたい人がいる」といわれ、新宿の路地裏のバーへと連れて行かれる。薄暗いバーのいちばん奥の席で眠りこんでいたその人物こそ、直木賞作家にして“ギャンブルの神様”の異名を持つ“先生”(西田敏行)だった。先生は目覚...